上塗りの回数を増やすと耐久性は良くなるのか?

今回は塗装のお話です。

最近はあまり見かけなくなったのですが、一時チラシなどで

「うちの会社は他と違い丁寧な工事をしますので、上塗りは2回じゃなく3回が標準工事です!!」

みたいなことを謳っている会社をチラホラ見かけることがありました。

そのようなチラシが出回っている頃は、時々お客様から

「おたくの会社は何回塗るの?」

という質問を受けることがありました。

その場合は、「うちではメーカーのマニュアル通り2回が標準です(1回が標準施工のものもあります)」と答えていました。

では実際上塗りの回数を増やすと耐久性は良くなるのでしょうか?

答えとしては

あまり意味がないです。

まぁ上塗り(仕上げの色)の回数を増やすと艶が強くなったり、色ムラも抑えられるので見た目は良くなる可能性がありますが。

耐久性、つまり劣化を抑えられるかと言われれば、結局塗膜の劣化は太陽が当たる表面から進行するので

中がいくら厚くなったとしても、表面の劣化スピードを抑えることが出来ないためです。

もし防水性能を高めたいのであれば、やみくもに上塗りの回数を増やすよりも材料や塗装方法を変えて膜厚を増やす方がいいですよ。