雨樋が詰まる原因と、お家の方ができる対策

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最近、「雨が降るたびに軒下がびしょびしょになる」「雨樋から水があふれているみたい」というご相談をよくいただきます。

特に梅雨の前後に多くて、「いつ頃から気になり始めましたか?」とお聞きすると、「ちょっと前から気にはなってたんですけど…」という方がほとんどです。

実は雨樋の詰まり、放っておくと外壁や基礎に水が回って、腐食やカビ、最悪の場合はシロアリの原因にもなります。「なんか変だな」と思ったら、早めに確認することをおすすめします。

今回はよくある詰まりの原因と、ご自身でできる対策をご紹介します。

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▲ 縦樋のすぐそばにはしごを立てて、集水器まわりを確認しているところです。
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■ なんで詰まるの? よくある原因4つ

屋根の上にある雨樋は、外に常にさらされているので、思っている以上にいろんなものが溜まりやすい環境にあります。

【原因1】落ち葉・枝・種

お庭や近所に木がある場合、これが一番多いです。

秋冬の落ち葉はもちろん、春の花粉や種も意外と厄介で、湿気を吸って固まると手作業でもなかなか取れません。「近くに木なんてないのに」という方でも、風で飛んできた葉が詰まっているケースはよくあります。

【原因2】砂・土ぼこりの蓄積

風で運ばれてきた砂や泥が少しずつ積もり、長年かけて固い塊になります。特に縦樋(たてとい)の内側に付着して、水の流れを少しずつ塞いでいくことが多いです。

ゆっくり詰まっていくので気づきにくく、「最近なんか流れが悪い気がする」という段階で確認すると、かなりの量が溜まっていることも珍しくありません。

【原因3】鳥の巣・虫の巣

軒樋(のきとい)や集水器(ますます)は鳥が巣を作りやすい場所です。

枯れ草・羽毛・泥などが混じった巣がそのまま詰まりの塊になります。スズメやムクドリが多い地域では特に注意が必要で、春から夏にかけて一気に詰まることがあります。

【原因4】苔・藻の繁殖

日当たりが悪い箇所や、半日陰になりやすい北側の樋は苔や藻が繁殖しやすいです。苔が広がることで排水能力が落ち、その上に落ち葉が積もるとあっという間に詰まります。

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■ 実際の現場から

今回ご紹介するのは、実際にお客様のお宅で詰まりを解消した際の様子です。

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▲ 縦樋の中から取り出した詰まりの塊です。
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「これが本当に樋の中に入ってたんですか?」と驚かれる方が多いのですが、長年かけて蓄積した落ち葉・砂・髪の毛・動物の毛・巣材などが固まると、こうした塊になります。

この塊をよく見ると、洗濯バサミのカケラや竿の端っこのカケラのようなものも混じっていました。ベランダに干している洗濯物の汚れや割れた洗濯バサミや竿などのプラスチック片などが他の汚れと絡み合って固まっていたようです。

詰まりの原因は「自然のものだけ」とは限りません。こういった異物が思わぬ形で詰まりを起こすこともあります。

また、詰まったまま雨が続くと、水が外壁を伝って軒天や基礎に浸水し、腐食・カビ・シロアリ被害につながることもあります。「樋から水があふれている」「雨の後、いつもより壁が濡れている気がする」という場合は、早めにご相談ください。

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■ お家の方ができる対策

プロに頼む前に、日頃からできることもあります。頻度を減らすだけでも全然違いますので、ぜひ参考にしてみてください。

【対策1】年1〜2回、目で確認する習慣を

春(花粉・種の時期)と秋(落ち葉の時期)の年2回、可能なら雨樋の中をのぞいてみてください。落ち葉が溜まっているのが見えたら、棒でかき出すだけでも効果があります。

「脚立がないから確認できない」という場合は、雨の日に縦樋の出口から水がきちんと出ているかを見るだけでもOKです。水がほとんど出ていなければ詰まりのサインです。

【対策2】近くの木を剪定する

屋根や樋の真上に枝が伸びている場合は、早めに剪定を。葉や実が直接落ち込む量を減らすことが、もっとも効果的な予防策のひとつです。

「業者に頼むほどじゃないかな」と思う程度の剪定なら、ホームセンターの高枝切りバサミでも対応できます。

【対策3】落ち葉ネットを取り付ける

軒樋の上に落ち葉ネット(ゴミよけネット)を設置すると、大きな葉や枝が入りにくくなります。ホームセンターでも購入でき、DIYで取り付けられる商品もあります。

完全に詰まりを防げるわけではありませんが、清掃の頻度をぐっと減らす効果があります。

【対策4】集水器まわりを掃除する

集水器(軒樋と縦樋をつなぐ部品)は詰まりが起きやすいポイントです。

脚立があれば集水器のフタを外して内部の汚れを取り除くことができます。ここをきれいにしておくだけで、詰まりのリスクをかなり下げられます。

【対策5】3〜5年に一度は専門家に見てもらう

目に見えない箇所や高所の確認は、やはりプロに任せるのが安心です。清掃と点検を同時にやってもらうことで、詰まり以外の問題(樋のゆがみ・割れ・固定金具の劣化など)も早めに発見できます。

「大掃除のついでに」くらいの感覚で、定期的にご相談いただけると助かります。

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■ 最後に

高所での作業は転落のリスクがあります。「ちょっと確認してみようかな」という気持ちはよくわかるのですが、2階以上の高さになる場合は無理せずご相談ください。

また、縦樋の中間〜下のほうで詰まっている場合は、上から水を流しても解消しないことが多いです。「水を流してみたけど改善しない」という場合も、一度見させていただきます。

見積もりや現地確認は無料ですので、「詰まってるかもしれないけど、どうしよう…」と迷っている方もお気軽にご連絡ください。

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お問い合わせは
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